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ヒデナイト

ヒッデナイトは輝石グループのスポデューメーン(リチア輝石)の緑の変種である。この緑の石色はクロム成分によるものであるが、クロムを含まないものでも、緑のスポデューメーンはヒッデナイトと呼ばれる。
石名はW. E. Hiddenにちなんでおり、1879年アメリカ合衆国(ノースカロライナ州Alexander)でこの石を発見した人物である。Hiddenと呼ばれる地があるが、この地名から石名が付けられたのでは決してなく、Hidden氏によって見つけられた石「ヒッデナイト」から取って付けられたのが、Hiddenという地であるので注意!
石色が無色か黄色の場合は『トリフェーン』と呼ばれることもあり、紫帯びたピンクのスポデューメーンはクンツァイト、ヒッデナイトと言う名前は緑のスポデューメーンのみに用いられるものである。



化学的特徴

LiAl[Si2O6]

リチウムイノケイ酸塩とアルミニウム



体格的特徴

主な色

緑色

別の色

黄色黄色

黄色からエメラルドグリーンまであらゆる色調、色は鉄分やクロムによるものである。

条痕の色

ガラス光沢

硬度

6.5 まで 7.0

密度

3.15 まで 3.20

劈開

完全

亀裂

不規則, 貝殻状断口

非常に容易く劈開する



光学特性

透明

透明

屈折率

1.660 - 1.680

二重屈折率

0.014

明瞭、二軸性あり

二重屈折率

いいえ

分散

0.017(0.010)

多色性

明瞭

色の数

3

青緑、エメラルドグリーン、黄緑

吸収スペクトクル

690 - 686 - 620 - 437

蛍光

弱く

黄色、オレンジ

包含物

円錐形もしくは矢印形の先端



結晶の特性

プリズム形、板状

結晶構造

単斜晶系



他のインフォメーション

星座

射手座, 山羊座, 水瓶座

採掘場所

産出国: 花コウ岩質のペグマタイト(巨晶花崗岩)にはリチウムが豊富, ミャンマー, ブラジル (ミナスジェライス州Sapucaia鉱山,Minas Novas鉱山), アメリカ (ノースキャロライナ州, カリフォルニア州), マダガスカル, アフガニスタン (Nouristan, Laghman, クナール鉱山).

ハイジュエリーにおける用途

宝飾品として用いるには、正方形カットやファセットカットが施される。しかし多色性を持つため、色を強化するためにはテーブルは結晶の主軸に垂直でなくてはならない。非常に容易に劈開するため、大きなものはカットが難しい石である。
『ヒッデナイト』と呼ばれる多くの緑色のスポデュメーンは光によって色を失う:緑色にするために熱処理されたクンツァイトは、人工色であるため日の光にさらすと色を失う。クロム成分がある場合、安定した緑色になる。他方、熱処理されたクンツァイトの中にも色を保つものが存在する。

日々のお手入れと注意点

酸と家庭用製品には強いが、劈開性があるため衝撃には弱い。

イミテーションと加工

ガラス、人工スピネル

文化的・歴史的ストーンセラピー

非常に柔らかい石で、テストや面接などにおいては穏やかさ、安らぎ、自信を与えてくれる。痛みや苦痛、嫌な経験を克服するのを助けてくれる。
消化システムや腎臓、膀胱の働きに効果がある。

その他
宝石

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