詳細シート

シトリン

黄色水晶の変種である。石名はラテン語の『citrus』から来ており、鉄を含有することによるレモン色の石色に由来している。フランス語においては、17世紀までは男性名詞であった。(quartz citrin)純度と透明度の高い天然のシトリンは実際には非常に稀で、多くはアメジストか加熱された煙水晶で、赤褐色に近いものである。
アメトリンは、二色の石英の変種である。アメシストとシトリンが混ざったもので、この様子を思わせる石名となっている。boliviante、またはtrystineとも呼ばれる。
ブラジルから30キロほどのボリビア東部El Chaco地方に住む先住民アヨレオ族(Ayoreo)は、木の根に入り込んだシトリンを発見。食料と交換に、この石をスペインの侵略者たちに渡していたという歴史がある。



化学的特徴

SiO2

珪素二酸化物、珪石



体格的特徴

主な色

黄色黄色

別の色

茶, オレンジ色, 紫色

鉄分から来る色:明るい黄色から金褐色。アメトリンは二色:黄色と紫

条痕の色

ガラス光沢

硬度

7.0 まで 0.0

密度

2.63 まで 2.65

劈開

なし

亀裂

ギザギザ, 貝殻状断口



光学特性

透明

透明

屈折率

1.543 - 1.554

二重屈折率

0.009

弱い、一軸性あり

二重屈折率

いいえ

分散

0.013(0.008)

多色性

弱い

色の数

2

黄色から明るい黄色。熱処理され黄色になったアメジストは多色性を示さない。

蛍光

無し



結晶の特性

擬六方晶系プリズム、6面のピラミッドで終わる

結晶構造

斜方晶系



他のインフォメーション

星座

射手座, 獅子座, 蠍座, 魚座

十一月

中国の十二星座

採掘場所

シトリンの鉱脈が存在するのはブラジル(Bahia、ガレ鉱山)、マダガスカル、アメリカ合衆国、アルゼンチン、ビルマニア、ナミビア、ロシア、スコットランド、スペイン。
アメトリンは主にボリビアで産出する。最初の発見もこのボリビアであったが、当時は軍や冒険家によって不法に採掘され、採られ尽きてしまった。1990年からは民間会社が深さ数十メートルにもなる井戸や坑道を採掘している。ブラジルやウルグアイでも産出する。

ハイジュエリーにおける用途

透明の変種は指輪やペンダント、ネックレスの制作に用いられる。19世紀、シトリンはお洒落な人の懐中時計のねじや、王冠、櫛などの装飾として使われていた。
シトリンは結婚13周年の石である。

日々のお手入れと注意点

手入れは簡単だが、あまり極端な温度や、カルキ分のある水を使用する際は食器用液体洗剤で洗った後に放置することは避けるように。洗った後はしっかりと水気をふき取り、アルコール処置をする。

イミテーションと加工

あらゆるクォーツと同じように、シトリンのガラスイミテーションが存在する。アメトリンは人工製造される。
シトリンは、バイアトパーズ、インディアントパーズ、リオグランデトバーズ、マデールトパーズなどと呼ばれることもあるが、宝石店ではこれらの呼び名は全て禁止されている。

文化的・歴史的ストーンセラピー

パワーストーンにおいては、天然の非常に澄んだシトリンがみぞおちのチャクラに効果のある太陽の石として使われる。喜びや良い気質をもたらし、知性や身体能力を高める他、精神を集中させる。また疲れを癒し、知的活動を助ける。シトリンの輝きは愛を高めるのに効果がある。病のある人の寝室に置くと、ポジティブなエネルギーを放ってくれる。新陳代謝を抑止、神経衝動を改善し、肌を浄化する。シトリンの水分消費は行動力を高めてくれるとされていた。アメジストと同じく、苦悩を取り除き、安らぎと調和をもたらしてくれる。
太陽光で蒸発した水で清めると良い。
アメトリン:アメジストとシトリンの効果と似て、ユーモアの創造性やリラックスした想像力、良い気質やポジティブなエネルギーを高めてくれる。

その他
宝石

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