天秤座

Je vous emmène à travers mes vidéos découvrir mon expérience acquise depuis plus de 30 ans a silloner le globe entier à la recherche de pierres précieuses, de rencontre mémorables mais aussi de difficulté parfois …

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『デビアス社100周年』ダイヤモンド

ダイヤモンド

この宝石は最も知名度が高く高級な石である。石名は硬度に因み、不屈さを意味するギリシャ語『adamas』から命名された。ダイヤモンドよりも固い天然鉱物は知られていない。純度と白さに関しては他に勝るものはなく、 この石を軽く動かすときらきらと様々な色の輝きを見せる。これはダイアモンドの持つ光を分散させる性質によるもので、白い光を虹色に分光させる。完璧な無色透明さと輝きのコントラストによりダイヤモンドは特有の石となっている。 ダイヤモンドの摩擦に対する耐久性はルビーやサファイヤのおよそ150倍であるが、これはダイヤモンド粉末を用いてカットを施す際の結晶面に応じて異なる。 推測されているところでは、最も近年のダイヤモンドで7千万年、最も長いものでは25億年以上前までさかのぼる。ダイヤモンドは(200km以上)地下深く、(55~60kbars)もの圧力の下、非常な高熱(1700℃)の環境で形成され、火山噴火現象と共に地上へと現れる。 ダイヤモンドは最も強硬な資材として知られており、モース硬度は8である。 古代より勢力と権力のシンボルとされる石である。Saint-Louis(サン=ルイ)は女性がダイヤモンドの身に着けることを禁止したが、Agnès Sorel(ソレル)とt Marie de Bourgogne(マリー・ド・ブルゴニュ)はこの石を愛の証として受け取っている。また、Jean-Baptiste Tavernier(タヴェルニエ)は14世紀、ルイ14世と共にダイヤモンドへの情熱を燃やした。

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ペルー産クリスタルロッシュ

クリスタルロッシュ

.クォーツと言う名前はスラブ語で『固い』を意味する言葉から来ている。クリスラルロッシュはギリシャ語の『krystallos(氷)』から来ており、これは古代人がこの石を『不朽の氷』と考えていたことにちなんでいる。 鉱物であるが、様々な場所に産出することから時には岩のように捉えたり、また時には宝石とも考えられたりとバラエティーに富み、宝石学者や宝飾職人、美術品の彫刻師などからは非常に価値が高いとみなされている。 煙水晶(スモーキークォーツ)はほとんど黒に近い褐色で、さらに黒水晶(モリオン)は天然放射性もしくは人工ガンマ放射性を持っている。 プラシオライト(プラソライト)は天然クォーツではない。ネギの緑色であることから、ギリシャ語の『prason(緑)』『litho(石)』に因んで命名された。この緑色はアメジストもしくはブラジル産の黄色味を帯びたクォーツを650℃近くで熱処理することによって得られるものである。 ローズクォーツ:ピンクの石色は、石塊の場合デュモルチエライトのナノファイーバーによるもので、結晶化したクォーツの場合、天然放射性によるものである。このピンク色はあせることもある。非常に小さなルチルインクルージョンによるアステリズム現象を示すことがある。 『binghamite(ビングハマイト)』は灰褐色のクォーツの商業上の名前である。この石はカボションカットにするとキャッツアイ効果を見せる。 クォーツのモース硬度は7。 クォーツは硬度が高いためフランスやエチオピアなどでは原始時代から武器として用いられており(200万年以上前に遡る)、60万年前にはすでに中国で削り道具や矢などが墓に埋葬されていたことが分かっている。石器時代、オリエントやインドではすでにクォーツの断片を用いてネックレスを作る技術が生まれていた。その後、シュメールではクォーツをお守りや印、装飾として用いていた。エジプト人たちはクォーツを用いて神聖な小立象や花瓶を制作したり、装飾品や像に『生きた』目としてクォーツをはめ込んだりしていた。クォーツは、ギリシャ文明やローマ文明、ヒンドゥー文明などその後のあらゆる文明の中で使われた石である。

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インド産、クッションカットのコーディエライト

コーディエライト

コーディアライトは、かつて『ダイクロアイト(強い二色作用にちなむ)』、または『イオライト(紫の石色にちなむ)』とも呼ばれており、現在でもアングロサクソン人はこの名で呼び続けている。フランス人地質学者であり、パリ国立歴史自然美術館の教授も務めていたCordierに敬意を表して命名された。 コーディエライトは、例え霧で太陽が隠されていてもこの石を用いると太陽の方向を知ることが出来たことから、『羅針盤石』や『ヴァイキング石』とも呼ばれていた。

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イタリア・トーレデルグレコ産の珊瑚のバラ彫刻

コーラル

地質学者、鉱物学者、宝石学者にとってこれは鉱物でも化石でも岩でもなく、生物である。カルシウムを中央軸に持ち、周囲にはポリープが発達している。枝を持つ腔腸動物で、目から足まで小さな円筒状の形をしている。身体を取り巻く8本の触手も用いて栄養分のある粒子を取り入れており、足を含め全ての枝は胃を介して伝達しあっている。枝はカルシウム分の多い分子の働きによって分岐をすることが出来る。 珊瑚にとって重要なものは、環礁の大きさや暗礁の柵の大きさである(オーストラリアの柵は300メートルの高さになることもある)。 古代から知られており、その興味深い形から1つの深海の『石』としてみなされ、『海の娘』と呼ばれていた。また『海の根』とも信じられていた。ルネサンス期、コーラルは海の中央に生息する灌木としか捉えられていなかった。1784年になってCavalonという人物がコーラルは生き物のようだと主張したが、人々は真剣に捉えなかった。 1827年、ついに海洋医Peyssonnel が、海水の入ったグラスでコーラルが開花するのを観察した。『水の中で花開き、空気中や手で触れると閉じる。』彼が海水の入ったガラスを温水に入れると、コーラル花開き、そして水を沸騰させると細胞を出し枝足を広げた。Marsigliはこれを花弁のようだと考えた。その後Réaumur(レオミュール) とJussieu(ジュシュー)という2人の学者がこの結果は誤りだと主張しようとしたが、その後15年たってPeyssonnelがこの結果の正当性を証明した。 宝石として我々が関心を持つ珊瑚は、暗礁を形成する熱帯珊瑚や造礁珊瑚とは異なるグループの物なので、混同に注意が必要である。

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マダガスカル産、エメラルドカットのセレスタイト

セレスタイト

石色の空色を想起させる『天空』意であるラテン語『caelestis』に由来する。Wernerによって1798年に名付けられた。

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ブローチに乗せられたカーネリアンのカボション

カルセドニー

カルセドニー:微細結晶と石英の の変種の総称である。石名は有名な都市カルタゴを意味するギリシャ語『Karkêdon』にちなんで名づけられた。エジプトとシリアで産出する。古代より沈むぼりや浮彫(カメオ)に用いられ、カルタゴ時代には活発な産業として確立された。 基本色は青から薄紫、乳灰色。多孔質で半透明、濁色、青味を帯びた蛍光性を持つものもある。 サードは、淡褐色、赤褐色、濃褐色のカルセドニーである。縞状構造を持つ『サードニクス』とは異なり、サーディオンは単色である。 ジャスパーは、カルセドニーの仲間であるが、独立した種として分類するべきという意見もある。ギリシャ語の『斑点のある石』を意味するギリシャ語にちなんで命名されたとすれば、古代においては別の石だったと思われる。色のバリエーションは多く不透明、通常は雑色で縞模様や、丸斑点、炎形斑点模様を持つため、単色のものは希少である。血色のジャスパーはレッドタイガーアイとも呼ばれる。 ヘリオトロープ(ブラッドストーン)、石名はかつてこの石を水に浸すと、太陽光を変化させると信じられていたことに由来する。(ギリシャ語で『helios』は太陽を、『trepo』は旋回を意味する。) ギリシャ神話に出てくるギュゲースの指輪(身に着けると体が透明になったとされる)には、このヘリオトロープが使われている。血の滴のような斑点があることから、『血色ジャスパー』と呼ばれることがあるが、この名は誤り。これはジャスパーではなく、別名は『ブラッドストーン』が正しい。ブラッドストーンと言う英語名は、ドイツ語で血の石を表す 『Blutstein』とは何の関係もなく、このドイツ語はヘマタイトを指すものである。石色は赤い斑点のある緑色で、緑色はクロム、赤色は酸化鉄によるものである。中世では、血液の滴るキリストを表すものとして用いられていた。 カーネリアンは半透明の石で、石名はミズキ科山茱萸(サンシュユ)の実色に近いオレンジの石色にちなむ。古代では、浮彫(カメオ)や沈み彫りを作るために用いられていた石である。 クリソプレース、石名はこの石の変種(微細繊維が放射線状構造を持つ石英の変種)の特徴から来ており、黄金の輝きとポロネギの緑色を表すギリシャ語に由来する。石色はニッケルのインクルージョンからくるものだが、太陽の光に長時間さらすことで変色する。カルセドニーの中で最も価値の高い石である。 トロライトは、クロムを含む緑色の変種であり、ジンバブエで産出する。

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