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ベニトアイト

20世紀初頭、カリフォルニア、サンベニート州のSan Benito川沿岸で発見される。サファイアの色と非常に良く似ているが、ベニトイトの持つ強い二色性によってサファイアやそのほかの青い石と容易に見分けることが出来る。



化学的特徴

BaTi[Si3O9]

バリウムとチタンのシクロ珪酸塩



体格的特徴

主な色

別の色

無色無色, ピンク, 紫色

条痕の色

ガラス光沢

硬度

6.0 まで 6.5

密度

3.62 まで 3.68

劈開

不明瞭

亀裂

不規則, 貝殻状断口



光学特性

透明

半透明, 透明

屈折率

1.755 - 1.805

二重屈折率

0.047

強い、一軸性あり

二重屈折率

はい

分散

0,045(0.025)

多色性

強い

色の数

2

無色から青色

蛍光

強く

青色



結晶の特性

小さく、平ら、二つのピラミッド形

結晶構造

五方晶系



他のインフォメーション

採掘場所

宝石級の美しい石が産出する唯一の鉱脈は、アメリカカリフォルニア州のサンベニト郡である。
日本でも産出する。

ハイジュエリーにおける用途

コレクター向けの石。結晶体は小さく、ファセットカットにしかできず、カラットになるものは稀。

イミテーションと加工

知られているイミテーション品はない。

その他
宝石

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