
マラカイト
ザイール産、層のあるマラカイト
ザイール産、層のあるマラカイト
研磨されたマラカイトカボション
Katanga産、マラカイトカボション
詳細シート
マラカイト
プリニウスによって西暦77年より描写されている石である。石名は、この石の短所であるわずかしかない硬度から『malakos(ギリシャ語で柔らかい)』から来ているか、緑の石色に因んで『malaké(ギリシャ語でモーブ緑)』から来ている。
エジプト人、ギリシャ人、ローマ人は古代よりこの石を用いており、装飾、美術品や祭具、粉末状のものは化粧や染料として使用されていた。
明るい緑色から非常に濃い緑色の規則正しい帯は、直線状や波状を見せ、完璧なものや不規則なものもある。
マラカイトの結晶体は珍しいもので、針状で非常に小さいために、半透明や透明の石にカットするには大きさが足りない。
サンペテルブルグにあるエルミタージュ宮殿では、最も美しいマラカイトのコレクションを見ることができる。エイラート石はマラカイト、クリソコル、アズライトそしてターコイズの混合石である。
化学的特徴
Cu2[CO3](OH)2
炭素塩銅
体格的特徴
主な色
緑色
カットすると、リボン状もしくは同心円状のあらゆる緑の色調が見られる。
条痕の色
緑色
光
光沢なし, 絹糸光沢
硬度
3.5 まで 4.0
密度
3.20 まで 4.10
劈開
完全
亀裂
不規則, 繊維状
光学特性
透明
不透明, 半透明
非常に小さい半透明の結晶体。
屈折率
1.655 - 1.910
二重屈折率
0.254
非常に強い、二軸性なし
二重屈折率
いいえ
多色性
非常に強い
色の数
3
無色、黄緑、濃緑
蛍光
無し
結晶の特性
結晶化していることは稀、針を含む結晶体をしている、ブドウ状節と鍾乳石であることもある
結晶構造
単斜晶系
他のインフォメーション
星座
山羊座, 水瓶座, 獅子座, 牡羊座
採掘場所
産出度の高い鉱物。かつてはロシアのSverdloslk(ウラル)の石切り場では20トンを超えるマラカイトのブロックが生産されており、ロシア皇帝ツァーの王宮の装飾として使われていた。
ザイール、カタンガは世界の主要産出国、ザンビア、オーストラリア(クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州)、チリ、アメリカ合衆国(アリゾナ州)、ナミビア、ジンバブエ。
しばしば銅鉱脈でアズライトやターコイズ、クリソコルと共に産出する。
ハイジュエリーにおける用途
もろい石ではあるが、マライカイトはボールカットにされ首飾り(素材の形状との関係ですぐに重みのある者になる)、ブレスレット、カボションにされ指輪やイヤリング、その他あらゆるオブジェ(蓋つきの箱、小さな箱、灰皿、皿、動物彫刻)に用いられる。マラカイトの灰皿はタバコの熱によって傷み、汚れが付いてしまうこともあるので注意が必要である。
彫刻家や装飾家は最も良い色の層を引き出そうとする。変種クジャクの目は同心円のもの。
日々のお手入れと注意点
酸、熱、アンモニアの影響を受けた銅炭酸塩である。石鹸を加えたぬるま湯で手早く洗い、柔らかい布ですぐに乾かす。
イミテーションと加工
今日では模造品は稀で、商業的価値はない。クオリティーの低いマラカイトの小板を寄せ集めのものも存在する。現在は同じ色の人工染料が存在する。
文化的・歴史的ストーンセラピー
明るい層と濃い層によって、様々な効果を持っている。マラカイトは、光と闇は、人生のように一体であるということを思い出させてくれる。
無意識に闇の中に押し込めた光に気づかせてくれるほか、自分の中に存在する弱さなどの闇の部分を受け入れるよう仕向けてくれる。大脳半球間を結合し、感情とモラルのバランスを取る。知性の象徴として、説得力を助長し、明晰なスピーチを助けてくれる。成長を助けるため、妊婦や小さな子供に効果的。
アフリカではマラカイトの容器で水を飲みと動物の言葉が分かるようになると言われている。
エネルギーを吸収するため、特定のチャクラだけでなく、あらゆる部位に用いることが出来る。心臓のチャクラに置くと感情の問題を解決してくれるというのは、最近になってから言われるようになったことである。
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