詳細シート

グロッシュラー

石名はスグリの実(groseille)色から鯖色まである石色にちなんで付けられた。ヘソナイト変種:最も良く知られているものである。シナモンの石もしくはヒアシンスガーネットと呼ばれることもあるが、これらの呼称は正しいものではない。グロッシュラーの濃いオレンジ色の変種である。
ツァヴォライト:グロッシュラーの緑~鮮やかなエメラルドグリーン色の変種である(緑の石色はバナジウムとクロムによるもの)。1974年にケニヤのツァヴォ公園とタンザニアで発見された。エメラルドに勝る美しい輝きと硬度を持つ。
ハイドログロッシュラー変種:1984年独立した種として認められた。グロッシュラーに近い石。ピンク色、緑色、無色、黄色などがあり、グロッシュラーと同じくカルシウムとアルミニウム珪酸塩であるが、酸化物である。カトアイトもしくはヒブシュアイトとも呼ばれる。
黄緑のガーネットグロッシュラーはマリで産出する。化学成分はグロッシュラーとアンドラダイトの間に位置することから、二つを合わせたものとして『グランダイト』と呼ばれる。



化学的特徴

Ca3Al2[SiO4]3

カルシウム珪酸塩とアルミニウム



体格的特徴

主な色

オレンジ色

別の色

茶, 無色無色, ピンク, 緑色

明るい黄色からオレンジ、褐色、緑まであらゆる色調がある。

条痕の色

白

光

ガラス光沢, 樹脂光沢

硬度

6.5 まで 7.5

密度

3.57 まで 3.75

劈開

不明瞭

亀裂

不規則, 貝殻状断口



光学特性

透明

半透明, 透明

屈折率

1.730 - 1.760

二重屈折率

0.000

なし、アイソトープ。時折結晶体が変則屈折を見せることがある。

二重屈折率

いいえ

分散

0.020(0.012)

多色性

なし

色の数

1

吸収スペクトクル

630 - 605 - 505

デマントイドは701、640、622、443、ヘソナイトは435

オレンジグロッシュラースペクトル

マリ産、緑色のグロッシュラースペクトル

オレンジグロッシュラースペクトル

蛍光

多彩な

包含物

無色の腐食した(ヘソナイト)小さな結晶、液体粒子(ツヴァナイト)のフィッシャー(かん)



結晶の特性

時折非常に透明で綺麗な六面体をした結晶

結晶構造

立方晶系



他のインフォメーション

星座

山羊座, 乙女座, 獅子座, 牡羊座, 蠍座

月

一月

中国の十二星座

子

採掘場所

グロッシュラー:産出地は、 南アフリカ, カナダ, アメリカ, ケニア, マリ, パキスタン, ロシア (シベリア), スリランカ, タンザニア。
変種ヘソナイト : 産出国: スリランカ, ブラジル, カナダ, アメリカ, インド, マダガスカル, タンザニア。
ツヴァライト: 産出国: ケニア, タンザニア。
カトアイトは無色の新しい変種で、石の成分がグロッシュラーに非常に近い( 日本人鉱物学者Akira Kato氏によってイタリアで発見される)。

ハイジュエリーにおける用途

ツァヴォライトは、エメラルドグリーンの石色や輝き、硬度のおかげでますます宝石として用いられるようになってきている。大きく透明な宝石級の石は希少である。
ガーネットは結婚2周年の石である。

日々のお手入れと注意点

手入れは簡単で、圧力に強い。食器用液体洗剤を混ぜた水で洗い、綺麗な水で洗い流した後、アルコール処理。

イミテーションと加工

着色ジルコニウム酸化物、YAG、着色ガラス、ダブレット。

文化的・歴史的ストーンセラピー

グロッシュラーは頑丈な石であるため、『恐怖をなくす石』とされている。オレンジ色の場合:エネルギーを与えてくれ、肉体的にも精神的にも活力を与えてくれる。
緑のガーネットであるツァヴォライトは、たちまち大きな力をもたらす石であり、知性と肉体能力を高めてくれる。

その他
宝石

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